柔軟剤の効果的な使い方

一般的な使い方

 

 

まずは柔軟剤の一般的な使い方をおさらいしておくことにしましょう。洗濯機は全自動の場合が一番多いのですが、この時は事前に柔軟剤自動投入口に、使用量の目安に従って柔軟剤を入れてから洗濯を始めることになります。

 

二槽式洗濯機の場合では、すすぎの水がきれいになったら使用量の目安に従って柔軟剤を入れますが、ためすすぎの場合は2回目以降となり、洗濯機を2~3分回してから脱水して干します。

 

手洗いの場合は洗うおけに使用量の目安に従って柔軟剤を水に溶かして3分程度漬け置きしますが、時々掻き混ぜておくと一層効果的になります。

 

柔軟剤の使用量は、水30Lあたり10mlや7mlのものが多いようです。使用時の注意の第一は、洗剤と柔軟剤が洗濯槽内で混ざらないよることです。又、柔軟剤が使用できる衣料は洗濯できる全ての衣料で、普段の洗濯にも、おしゃれ着にも使えますが、洗濯シワを軽減するタイプの柔軟剤については、凸凹加工された衣料に使用すると、加工がとれる場合があるので、避けた方が賢明でしょう。

 

柔軟剤は液体のものが中心ですが、乾燥機用柔軟剤シートというタイプもあります。これは乾燥中の衣類のシワや布傷みを低減し、衣類を取り出す時の静電気も防止して、ふっくらした風合いに仕上げてくれます。

 

この乾燥機用柔軟剤シートの使い方は洗濯物3kgに対して柔軟剤シート1枚を乾燥機に入れて洗濯を開始するだけですが、生乾きの衣類の仕上げ乾燥には効果が少なく、シミができる場合があるので、注意してください。

 

洗濯乾燥機で使う場合は、脱水後に運転を1回停止して、衣類をほぐしてからシートを入れて乾燥運転するようにしてください。